リーマン・ショックに耐えられますか?投資歴6年未満の投資家が未経験の相場

もうあの悲劇から6年が経ちましたね。
当時はまだ知られていませんでしたが、マネースクウェアジャパンのトラリピをしていました。


豪ドル円を105円の天井で掴んだ後、大暴落した経験は今でも私の心に深い傷を残しています。^^;


今回は、このような悲劇を二度と繰り返さないために
レンジトレードEA「ShinkuuHadouken」にトレンドフィルター機能を搭載しました。

相場が逆行して、一方向に下がる場合にエントリーをスキップする機能です。
落ちるナイフはつかむなという有名な格言がありますが、まさにこれを実現した機能です。


実際にバックテストで比較検証してみましょう。


2011年~2014年の結果です。エントリー間隔は50pips、ストップロスは2000pipsにしています。

まずはチャートから。

AUDJPYチャート


バックテスト:フィルターなし

フィルターなし


バックテスト:フィルターあり

フィルターあり

フィルターなしの場合は、利益が大きいのですが、最大ドローダウンも大きく20万円以上です。
フィルターありの場合は、利益は少ないのですが、最大ドローダウンは小さく10万円以下です。

レンジ相場が続くような場合は、あまりフィルターが機能していないですね。。。


続いて、2008年のリーマン・ショックの相場です。こちらもエントリー間隔、ストップロスは同じです。

まずはチャートから。

AUDJPYチャート


バックテスト:フィルターなし

フィルターなし


バックテスト:フィルターあり

フィルターあり


フィルターなしの場合は、非常に残念な結果になってしまいました。。。
フィルターありの場合は、最大ドローダウンが20万円以内で助かっています。


ご覧のとおり、一方向に下がる場合はトレンドフィルターがうまく機能していますね。


投資の世界では、一撃で退場することも珍しくありません。

最近、トラリピやループ・イフダン、買いゲリラなどナンピン系の自動売買が多いですが
利用者がリーマン・ショックを想定している(経験したことがある)のかどうか、心配になります。^^


未来予測は不可能ですが、想定外の暴落があっても、致命傷を負わなければ何度でも再チャレンジできます。
今回は私の苦い経験から、警告も兼ねて記事を作成してみました。少しでもお役に立てれば幸いです。


トレンドフィルター機能を搭載したレンジトレードEA「ShinkuuHadouken」は、いかがでしたか?
デモ口座のみで動作するデモ口座版「ShinkuuHadouken-Demo」もありますのでぜひお試しください。^^

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